「痩せたいから有酸素運動を毎日…」そんな頑張りが逆に代謝を落とし、太りやすい体質を招くことも。

有酸素のやりすぎで筋肉が減少し、基礎代謝が下がると脂肪が燃えにくくなります。

本記事では、過度な有酸素運動がもたらすリスクと、基礎代謝を守りながら効率よく痩せるための対策を詳しく解説。

正しい知識で、健康的に理想の体を手に入れましょう。

過度な有酸素運動がダイエットに及ぼす落とし穴

ダイエットといえば「とにかく走る」「とにかく動く」と考えがちですが、実はやりすぎは逆効果になることも。

特に有酸素運動を過剰に行うと、かえって痩せにくくなる体質になってしまうリスクがあります。

ここでは、知られざる“運動の落とし穴”について解説します。

筋肉を分解し、基礎代謝を低下させる危険性

有酸素運動を長時間行うと、身体は脂肪だけでなく筋肉までもエネルギー源として使い始めてしまいます。

その結果、筋肉量が減少し、基礎代謝（何もしなくても消費されるエネルギー）が低下。

これにより、以前よりも太りやすく、痩せにくい体になってしまいます。

「動いているのに痩せない」は逆効果のサインかも

「毎日たくさん走っているのに体重が落ちない…」という場合、それは代謝低下のサインかもしれません。

身体がエネルギー不足の状態になり、脂肪よりも筋肉を削る方向へシフトしてしまうと、努力が報われない結果になってしまいます。

基礎代謝とは？落ちると何が起こる？

「代謝が落ちると太りやすくなる」とはよく聞きますが、具体的に“基礎代謝”とは何を意味しているのでしょうか？

このセクションでは、基礎代謝の正体と、低下することによるリスクを分かりやすく解説します。

基礎代謝=「生きているだけで消費するエネルギー」

基礎代謝とは、呼吸・体温調節・内臓の働きなど、生命維持に必要な最低限のエネルギー消費量のこと。

全体の消費カロリーの約60〜70％を占めるため、ダイエットにおいて最も重要な要素の一つです。

基礎代謝が下がると太りやすく、疲れやすくなる

基礎代謝が落ちると、同じ食事量でも消費されるカロリーが減るため、脂肪が蓄積されやすくなります。

また、体温が下がったり、疲れやすくなったりと、体調面にも影響を与えるため要注意です。

有酸素運動と筋トレの違いと役割

ダイエットと聞くと「とにかく走る！」というイメージを持つ方も多いはず。

しかし、正しい身体づくりのためには有酸素運動と筋トレのバランスが鍵となります。

それぞれの役割と、ダイエットに与える影響を見ていきましょう。

有酸素運動の役割は「脂肪燃焼」

ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、比較的軽い負荷で長時間行うことで、脂肪をエネルギーとして消費しやすい運動です。

心肺機能の向上やストレス発散にも効果的です。

筋トレの役割は「基礎代謝アップ」

筋トレで筋肉量を増やすと、基礎代謝が高まり、何もしなくても消費されるカロリーが増えます。

つまり“太りにくく痩せやすい体”を作るためには、筋トレは欠かせません。

バランスを欠くと逆効果になることも

有酸素運動ばかりに偏ると、筋肉量が減り、基礎代謝が落ちる原因になります。

脂肪は減っても痩せにくい体になるリスクもあるため、筋トレとの併用が重要です。

過度な有酸素運動が基礎代謝を下げる理由

「有酸素運動はすればするほど痩せる」と思われがちですが、やりすぎることで逆効果になるケースもあります。

特に基礎代謝が落ちてしまうと、リバウンドや停滞期を招くリスクが高まります。

筋肉の分解が進む可能性がある

有酸素運動を長時間行うと、体は脂肪だけでなく筋肉もエネルギー源として分解し始めます。

筋肉量が減ると基礎代謝も低下し、痩せにくい体に変化してしまいます。

ホルモンバランスの乱れによる代謝低下

過度な運動はストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を促し、筋肉の合成を妨げることがあります。

これにより、筋肉の維持が難しくなり、結果として代謝の低下につながります。

栄養不足と回復不良による代謝の停滞

有酸素運動をしすぎることで食欲が減退し、必要な栄養が摂れず、身体の修復や代謝活動が鈍くなります。

特にタンパク質不足は筋肉減少を加速させる要因です。

このように、有酸素運動のやりすぎは一見効果的に思えて、実は長期的に見るとダイエットの妨げになることも。

だからこそ、パーソナルジムではお客様の目的に合わせた運動量・頻度のコントロールが重要になります。

有酸素運動と筋トレの正しいバランスとは？

筋肉を落とさずに脂肪を燃やすためには、有酸素運動と筋トレのバランスが非常に重要です。

どちらか一方に偏ると、かえって基礎代謝が低下してしまうことも。

ここでは、理想的な組み合わせ方と順番のポイントをご紹介します。

筋トレを先に行うことで代謝アップを狙う

研究では、筋トレを先に行うことで
「筋肉量アップ＋基礎代謝向上」の準備が整い、

その後の有酸素運動でより効率よく脂肪が燃えやすくなると報告されています。  

有酸素運動は中強度・時間を適切に抑えるのが鍵

有酸素運動は脂肪燃焼に有効ですが、強度が高すぎたり長時間になりすぎると、逆に筋肉を分解してしまうリスクがあります。

適切な負荷・時間で行うことが、基礎代謝を維持するために重要です。

継続性と習慣化が最も大切：プロのサポートが活きる場面

「メニューはわかっているのに、自己流では継続できない」「結果が出ない」と感じる方も少なくありません。

そんなとき、パーソナルジムのトレーナーによるプラン設計とフォローアップが、

正しいバランスを保ちながら運動習慣を定着させるために大きな助けになります。

まとめ：効率よく痩せるために「有酸素運動のやりすぎ」に注意

ダイエットにおいて有酸素運動は確かに効果的な手段ですが、「やればやるほど痩せる」という考え方にはリスクが潜んでいます。

特に過度な有酸素運動は筋肉量の低下を招き、基礎代謝を落とす要因にもなりかねません。

効率よく脂肪を落とし、リバウンドを防ぐには「筋トレ＋適度な有酸素運動＋栄養バランス」が不可欠です。

自己流で頑張りすぎて遠回りになる前に、専門的なアドバイスを受けて正しい方向性で進めることが成功のカギとなります。

BEYOND大和店では、科学的根拠に基づいたトレーニングと栄養指導で、一人ひとりに最適なダイエットプランをご提案しています。

「やみくもな有酸素」で消耗するのではなく、「筋肉を守りながら痩せる」正しい方法を、ぜひ私たちと一緒に実践していきましょう。

よくある質問

運動初心者でもパーソナルジムに通えますか？

もちろん大丈夫です。
初心者対応が充実しており、姿勢チェックやフォーム指導から丁寧に教えてくれます。
「何をすればいいかわからない」方こそ、プロのサポートで安全に始められます。

食事制限は必要ですか

無理な制限は不要です。
大和店では「食べながら痩せる」を重視し、栄養バランスを整える方法を提案してくれます。

どのくらいで効果が出ますか？

目安は週2回・2ヶ月。
パーソナルトレーニングでは、平均で−4〜6kgの成果を出す人が多いです。
食事・運動・休養のバランスを整えることが成功の鍵です。

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▼本投稿者▼

🔹西山　文翔　Ayato Nishiyama

🔹湘南魂　神奈川県藤沢市出身

🔹小2〜大4までバスケ

🔹大会歴
2021年　マッスルゲート静岡大会
2022年　JBBF山梨大会